業務設計・改善コンサルティングとは?
業務設計・改善コンサルティングとは、現状に何らかの課題や問題意識を抱える企業において、課題の発見から課題の改善支援まで行うコンサルティングサービスです。
外部コンサルティングという社内及び担当者とは異なる第3者視点から客観的に業務プロセスを可視化することで、社内では気づかなかった問題を発見することが可能になります。
と同時に、外部であることで属人的な人間関係にとらわれないドライな改善策を提示できるという強みを持っています。
業務管理上、よく抱えこんでしまう課題・問題
企業における業務管理やバックヤード管理において、「属人化しやすい」と言われています。
タスクがすべて人に紐づいてしまった結果、担当者がとても非効率な業務を抱えてしまっていたり、その人のみぞ知るブラックボックスになってしまったり、システムを導入したのに使いこなせていないなど、各データベース間の連携方法や処理に無理があったり、と企業全体で見たときにとても非効率なものに陥ってしまっているケースが多くあります。

クレアスバリューの業務設計・改善コンサルティングサービス
クレアスバリューの業務設計・改善コンサルティングは、次の3つの専門知識や実践経験を持つコンサルタントがお客様の課題解決にあたり、最適な改善策まで導いていきます。

経理・会計に関する知識
企業の経済活動はお金を中心に動いております。どの業種業界においても、商品やサービスとともに、請求や支払いといったお金を中心としたデータの流れが必要です。そこで経理や会計に関する知識を持っていないと誤った業務設計を行ってしまう原因ともなります。
全体最適化のためのナレッジデータベース
企業のバックヤード業務はその企業ならではのノウハウが詰まった領域でもありますが、逆に外の世界から孤立化しやすい領域でもあります。このとき、他社・他業界で過去に起こったプラクティスやナレッジがとても貴重なものとなります。成功事例や失敗事例の豊富なナレッジデータベースを持つことで、不備や不具合が発生している箇所、改善や改良の余地がある箇所を診断し、企業全体での最適化へと導くことができます。


新たなITツールによる価値の提供
今日の各種業務の中心にはデータベースやアプリケーションなどのITツールやシステムがあります。商品情報を扱う商品データから、売り上げ管理を行う販売データまで一連のデータフローが連携し、効率的な処理設計を行われていることが効率化された業務フローとも同義であるとさえ言えます。そのため業務改善・設計コンサルティングにおいて、ITツールやシステムに関する設計構築・運用に関する知識経験は必須です。
ご利用のイメージ
STEP1 ヒアリング 、簡易コンサル
現状で課題を感じている業務回りを中心に、複数回のヒアリングやミーティングを行わせて頂きます。それと同時に、業務資料や関連するデータのご共有をお願いしております。
クレアスバリューの業務改善コンサルティングでは、『現状で、この作業をどの担当者が?1日何時間の工数で?どのツールを使って行っているか?』という事細かな業務フローや担当者工数一覧表等を頂いております。
これにより、数値化に基づく定量的な現状把握、改善後の効果測定が可能になります。


STEP2 プロセス見える化、効果シミュレーションのご提案
次に、ヒアリングした内容や情報データをもとに詳細な業務分析や再設計を行い、業務プロセスにおける課題の可視化・見える化を行います。
業務フローにおける問題を具現化し、課題ごとに解決策・対応策をアウトプットとして具体的なレポートを提示いたします。
それとあわせて改善導入による効果のシミュレーションを行い、ご提示するのが弊社の特徴でもあり、他社にはない強みでもあります。
このシミュレーションにより、削減できるコストや工数換算価値をお客様の目で見て頂くことで、業務改善・再設計の必要性や価値を感じて頂くことが重要だと考えております。


STEP3 ITツールやシステムの導入・改善
ITツールやシステムによる運用がうまくいっていない、改善が必要な箇所については、新たなツールを導入したり、旧システムからの置き替えを行います。
これまでの課題が解決できることはもちろん、現場でよりよく使っていただけるようにツールの導入サポートを行うのも業務改善コンサルティングの役割です。
ジョブカン(勤怠管理、経費精算、給与計算、労務HR、会計)、クラウド会計ソフトfreee、MoneyFowardクラウド、kintone、AI OCRのDX Suite、SalesforceなどのSaas(Software as a Serviceの略語、サース。クラウド型のソフトウェア。)やWinActorなどRPAなど、複数あるツールから顧客企業に適したソリューションを選択し、導入を支援、必要に応じて、現場に沿う形にカスタマイズ開発も承っております。
※「WinActor」は、NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です






STEP4 改善運用
PDCAサイクルは品質・生産管理の改善手法の一つとして有名ですが、実際に改善サイクルを回すには難しいと感じられる方も多いです。そこで業務改善のように難易度の高い問題に特化して、現状把握を行い(Check)、改善(Act)と計画(Plan)、そして実行(Do)を行っていくサイクル手法がCAPDoサイクルです。
CAPDoサイクルでは最初のプロセスが現状把握・評価であり、Checkは外部からの第3者視点が最も必要とされ、すべての起点ともなる一番重要なフェイズとも言えるのです。
クレアスバリューではCAPDoの改善サイクルを用いて、現状把握から、改善・計画、実行まで、実際に改善運用が行われるサポートを行ってまいります。

業務改善コンサルティング会社との違い
クレアスバリュー | 他社コンサル | |
サービス | アドバイスはもとより 実行支援型・改善伴走型 |
アドバイスのみ |
企業規模 | 従業員規模 50~1000人 | 大企業 |
導入いただくメリット
第三者視点での課題発見、業務改善のシミュレーションで効果が

社内では気づかないところ、第三者視点での経験豊富なコンサルタントによる課題発見の改善インパクトは大きなものです。
これまで多くのお客様にシミュレーションによる数値と必要性に納得いただき、業務改善の結果に得られるコスト削減効果や、売り上げ拡大・業務効率化につながる効果は大きかったと感じて頂いております。
複数のITツールやシステムを活用し、短期間・低コストでの改善導入が可能

各業界での業務改善に必要となる管理データベース、データ連携、OCRやRPAなどのSaasソフトウェアの導入やカスタマイズに実績が多くあります。
Saasソフトウェアの導入により、旧来の大規模なシステム開発と比較して、大幅なコスト削減や期間短縮を図ることが可能です。
実行支援型・改善伴走型のサポート

ヒアリングして改善提案を行って終わりではありません。他社コンサルと異なり、詳細な現状把握や実態分析などのコンサルティングから実行支援型のサポートを行います。
業務改善の効果や必要性を感じて頂き、導入完了後も改善伴走型のサポートを行います。